2022/01/11 21:33
2022年初めての試飲会は「トップスペシャリティコーヒーを飲もうの会」でした。パナマのゲイシャ2種類、イエメンを5種類試飲。
最初に飲んだパナマのエスメラルダ農園のゲイシャ。香り、余韻、甘さどれもトップレベル。余韻がすごく強いのに口当たりは軽く、苦味を全く感じないコーヒーでした。温度の変化と共に風味も変化し、最初は焼き芋の様な甘さと余韻でしたが、冷めてくるとダージリンの紅茶の様な風味に。素晴らしいコーヒーでした。
次はパナマ・レリダ農園のゲイシャ。真っ先に来るのはレモンの様な酸味。酸味は鋭いのですが、すっと消えゲイシャ特有のフレーバーが現れます。甘さが控えめな印象なのは酸味が最初に来るからでしょうか?
イエメン・モカハラズ・ワディセイル・バレルエイジド。2021年ベストの豆を桜の樽の中で熟成させたコーヒー。確かに樽の中で熟成させた風味はしました。元々の豆がいいので、そりゃ美味しいですよね。
イエメン・モカタルーク・クァードアロベイン。モカの甘い香りが突出していた豆。酸味、甘み、苦味のバランスが良く冷めるにつれてモカ感が増していきます。全体的に軽く、スーッと飲める豆でした。
イエメン・モカハラズ・アブドビンアブド。特に甘さが強かった豆。ジャディ(古代ティピカ種)100%なのが風味の違いを作る理由なのでしょうか?冷めても甘さが際立っていました。
イエメン・モカハラズ・アバラットアブドゥル。昨日飲んだ時は酸味が強く薄い感じで焙煎度を変えようと思っていたのですが、思い違いでした。確かに酸味の印象が先に来ますが、柔らかな酸味で、すぐにコクと甘さを感じる事が出来ました。
どれも素晴らしい豆ばかり。正直昨日のイエメン・モカハラズ・アバラットアブドゥルの印象はちょっとへこんでいたのですが、今日の試飲会で挽回できたのでそれが最大の救いです。