2021/12/27 23:55



昨日、焙煎度によって試飲した、

 

コスタリカ ジャガー レッドハニー 浅煎り、中煎り、中深煎り

 

いつもは中煎りの注文が多いこの豆。中煎りでは酸味が柔らかくなってくるおかげでバランスが取れるようになります。苦みはほとんど感じません。

 

浅煎りを一口飲むと、やはり一番に来るのは酸味で“酸っぱさ”を感じます。5段階評価で4位の酸味です。「これはダメかなー」と思ったのですが、その後にナッツの様な香ばしいフレーバーと甘さを少しだけ感じる余韻がやって来ました。これは好きなタイプですが、酸味が少し強めで、冷めてくると酸味の強さで飲めなくなってしまいました。しかし、有りか無しかで言うと「有り:冷めないうちに飲む」です。

 

中深煎りでは逆に苦みが最初に来ましたが、「苦―い」と言う感じでは無く、「ようやく苦みが出てきたか」と言う感じです。ナッツ感は残っているのですが、浅煎りよりもぼやけた感じ。酸味が落ち着いたおかげで飲みやすさは増したのですが、特徴の無いバランスが取れたコーヒーに近くなった感じがしました。

 

人の好みは不思議なもので、今日の一番は皆バラバラ。だからコーヒーは面白いですね。

 

今回はたまたま同じ豆で違う焙煎度の物がそろっていましたが、こんなことは普通ありません。試飲会で飲みたい豆が有る場合は、早めの予約をお願い致します。