2021/08/11 22:13
この前のイベントで水出しで提供したキリマンジャロ・ウルフピークX。Xって何?って何度か聞かれました。
コーヒーの産地で有名なキリマンジャロはアフリカ大陸で一番高い山の名前で、三つの峰から成る成層火山です。その3つの峰の中で最も高い峰をウルフピークと呼びます。ここで生産されているキリマンジャロがウルフピークと言う名が付けられているのですが、Xはウルフピークの中でも標高1700m-1800mの栽培の最高地点で作られている豆のみを集めたものです。
このウルフピークX、ドリップした時にはすっきりとした酸味が特徴なのですが、急冷にすると香りが引き立ち、水出しにするとコクの部分が強調され同じコーヒーとは思えないくらいの変化が。天然の湧き水で水出しにすると、どうしてもすっきり感が強くなってしまいがちなのですが、ウルフピークXは“コクを楽しむ”水出しに最適なコーヒーだと思います。
国名: タンザニア
農園: アルーシャ生産者組合
地域: アルーシャ、ンゴロンゴロ地区
標高: 1,700-1,800m
品種: ブルボン、N39
精製方法:
フリーウォッシュド